読み込み中...

カメラ

【2026年版】星空撮影 初心者向けカメラおすすめ4選|高感度に強い一台の選び方

星空を撮りたい!そう思ってこのページを開いたあなたは、きっと満天の星が写った写真に心を奪われ、自分でもそんな一枚を撮ってみたいと願っていることでしょう。プロ星景写真家の関岡大晃です。星空撮影は一見難しそうに思えますが、適切な機材とちょっとした知識があれば、初心者の方でも感動的な一枚を手にすることができます。

本記事では、これから星景撮影を始めるあなたのために、高感度性能と扱いやすさのバランスに優れたおすすめのカメラを厳選してご紹介します。数ある選択肢の中から、どれを選べば良いのか迷ってしまうという方も、この記事を読めばきっと自分にぴったりの一台が見つかるはずです。結論、迷ったら Sony α7C II を選べば間違いありません。

熊本県杵島岳の稜線と天の川のパノラマ
熊本県・杵島岳から撮影した天の川のパノラマ。α7 IV/FE 14mm F1.8 GM・F2.2・13秒・ISO6400(撮影地: 杵島岳

比較表(結論)

1
Sony α7C II
Sony α7C II
4.5
楽天 ¥261,270〜
軽量ボディに高感度と手ブレ補正。初めての星景に最適
2
Nikon Z 5
Nikon Z 5
4
楽天 ¥178,000〜
入門フルサイズの定番。暗所AFと高感度のバランス良好
3
Canon EOS RP
Canon EOS RP
3.5
楽天 ¥105,600〜
最も手が届きやすいフルサイズ。まず一台に
4
Sony α7 IV
Sony α7 IV
4.5
楽天 ¥307,984〜
長く使えるミドル機。高感度と3300万画素の解像を両立

星空撮影の基本とカメラ選びのポイント

星空撮影、特に星景撮影(星と風景を一緒に写す撮影)では、以下の点がカメラ選びにおいて重要になります。

  • 高感度性能:暗い星空を鮮明に写すには、ISO感度を上げてもノイズが少ない高性能なセンサーが必要です。一般的にセンサーサイズが大きいフルサイズ機は、この点で有利とされます。
  • 明るいレンズが装着できるか:光を多く取り込むため、F値の小さい(明るい)広角レンズが必須です。各メーカーのレンズラインアップも考慮に入れましょう。
  • バリアングル/チルト液晶:三脚に据え付けたカメラの構図確認や、ローアングルでの撮影時に非常に役立ちます。
  • 操作性:暗闇での操作がしやすく、設定変更が直感的に行えることも重要です。
  • 堅牢性・防塵防滴性能:野外での撮影が主となるため、多少の悪条件にも耐えられるボディは安心感につながります。

これらのポイントを踏まえ、今回は特に高感度性能に優れ、初心者の方でも扱いやすいフルサイズミラーレス一眼カメラを厳選しました。レンズは別途必要になりますが、まずは本体選びの参考にしてください。

詳細レビュー:Sony α7C II

Sony α7C IIは、そのコンパクトなボディに高い基本性能を凝縮したモデルとして、多くの星景写真家から注目を集めています。約3300万画素のフルサイズセンサーは、夜空の微かな星々の光もしっかりと捉え、高感度時でも豊かな階調と低ノイズを実現します。小型軽量であるため、長時間の持ち運びや登山を伴う撮影地への移動でも負担が少なく、機動性を重視する星景写真家にとって大きなメリットとなるでしょう。

操作面では、最新のAIプロセッシングユニットによる高性能なオートフォーカスが魅力です。星空撮影では基本的にマニュアルフォーカスを使用しますが、昼間の風景撮影や天体追尾撮影時に被写体がいる場合など、様々なシーンでその恩恵を受けることができます。また、バリアングル液晶モニターは、三脚に設置した際の自由なアングルからの構図確認に便利で、快適な撮影体験を提供します。

実売28万円前後という価格は、フルサイズ機としては比較的手が出しやすい部類に入りながら、最新世代の性能を享受できるため、これから本格的に星景撮影を始めたいけれど、ボディは最新のものが良いという方には最適な選択肢です。ただし、バッテリーの持ちについては、星景撮影では長時間露光を行うことが多いため、予備バッテリーの携行を強くおすすめします。

こんな人に向く/向かない

  • 向く人:
    • 高性能と携帯性を両立したい人
    • 最新技術を駆使した快適な撮影体験を求める人
    • 登山や遠征など、機材の軽量化が必須な人
  • 向かない人:
    • とにかく予算を抑えたい人
    • 大型のグリップで安定感を重視する人
    • バッテリーライフを最重視する人(予備バッテリーが必須になるため)
Sony α7C II
PR
Sony α7C II
4.8(6件)
楽天 ¥261,270〜
コンパクトさと性能を両立した万能モデル

詳細レビュー:Nikon Z 5

Nikon Z 5は、高品位な描写力と優れたコストパフォーマンスを両立したフルサイズミラーレス一眼カメラとして、星景撮影初心者から中級者まで幅広くおすすめできる一台です。約2432万画素のセンサーは、十分な解像度と高感度性能を兼ね備え、星空の微細な表現も期待できます。実売18万円前後という価格設定は、フルサイズセンサー搭載機としては非常に魅力的で、浮いた予算を高性能な広角レンズや頑丈な三脚に回すことができます。

堅牢なマグネシウム合金製のボディは、防塵防滴性能も備えており、夜露や砂塵が舞うような過酷な撮影環境でも安心して使用できます。また、使い慣れた操作系と深めのグリップは、大型レンズを装着した際にも安定感をもたらし、暗闇での操作性も良好です。視認性の高いチルト式液晶モニターは、ローアングルでの撮影や三脚使用時に便利ですが、バリアングル式ほどの自由度はない点に留意が必要です。

このカメラは、特に高感度ノイズとダイナミックレンジのバランスに優れており、RAW現像での自由度が高いのも特徴です。初めてのフルサイズ機として、バランスの取れた性能を手頃な価格で手に入れたい方にとって、Nikon Z 5は非常に堅実な選択肢となるでしょう。星景撮影に必要な基本性能をしっかりと押さえつつ、予算を抑えたい方におすすめです。

こんな人に向く/向かない

  • 向く人:
    • コストパフォーマンスを重視しつつ、フルサイズ機を手に入れたい人
    • 堅牢性と防塵防滴性能を求める人
    • 安定感のあるグリップで、しっかりとカメラをホールドしたい人
  • 向かない人:
    • 最新のAI技術や高速AFを最優先する人
    • バリアングル液晶での自由なアングル撮影を多用する人
    • 超高画素を求める人
Nikon Z 5
PR
Nikon Z 5
楽天 ¥178,000〜
コストパフォーマンスに優れた堅実な一台

詳細レビュー:Canon EOS RP

Canon EOS RPは、フルサイズミラーレス一眼カメラの敷居を一気に下げた画期的なモデルです。実売11万円前後という価格は、一眼レフのエントリーモデルに匹敵するレベルでありながら、フルサイズセンサーの恩恵を享受できるため、初めて星空撮影に挑戦する方や、APS-C機からのステップアップを検討している方に強くおすすめできます。約2620万画素のフルサイズセンサーは、夜空の暗部を豊かに表現し、高感度時でも比較的ノイズを抑えた描写が可能です。

特筆すべきはその小型軽量なボディ。質量約485gと、一般的なペットボトル飲料とほぼ同じくらいの軽さで、どこへでも気軽に持ち運べます。バリアングル液晶モニターを搭載しているため、三脚にセットした状態や、地面ギリギリからの撮影でも無理なく構図を確認できるのは、星景撮影において非常に大きなメリットです。操作系もシンプルで分かりやすく、カメラ初心者でも直感的に使いこなせるでしょう。

ただし、性能面では上位機種に一歩譲る部分もあります。例えば、高感度耐性やダイナミックレンジは、より高価なモデルと比較すると見劣りする可能性があり、RAW現像で細かな調整をする際にはその特性を理解しておく必要があります。また、バッテリーの持ちも特筆するほどではないため、予備バッテリーは必須アイテムとなるでしょう。それでも、この価格でフルサイズセンサーの豊かな表現力を手に入れられるのは、非常に魅力的です。

こんな人に向く/向かない

  • 向く人:
    • とにかく予算を抑えてフルサイズ機を手に入れたい人
    • 軽量コンパクトなカメラで気軽に星空撮影を楽しみたい人
    • バリアングル液晶を多用し、自由なアングルで撮影したい人
  • 向かない人:
    • 最高の高感度性能やダイナミックレンジを求める人
    • 堅牢性や防塵防滴性能を最優先する人
    • 最新鋭の高速AFなど、高機能な撮影補助機能を重視する人
Canon EOS RP
PR
Canon EOS RP
5(3件)
楽天 ¥105,600〜
初めてのフルサイズに最適な入門機

詳細レビュー:Sony α7 IV

Sony α7 IVは、静止画・動画双方で高いパフォーマンスを発揮する、まさにオールラウンダーなフルサイズミラーレス一眼カメラです。約3300万画素の裏面照射型CMOSセンサーは、優れた高感度性能と広いダイナミックレンジを提供し、微細な星々の輝きから、夜明け前のグラデーションまで、星景写真に必要なあらゆる情報を高品位に捉えます。実売33万円前後と高価ではありますが、その価格に見合うだけの性能と汎用性を持ち合わせています。

特に星景撮影で評価したいのは、その高感度ノイズの少なさです。ISO感度を高く設定しても、ノイズを効果的に抑制し、クリアな画質を維持します。これにより、RAW現像時のノイズ処理の手間を軽減し、より自然で美しい星空写真を追求することができます。また、バリアングル液晶モニターは、撮影時の自由度を高め、様々な構図での撮影をサポートします。

Sony α7 IVは、星景撮影だけでなく、ポートレート、風景、イベントなど、あらゆるジャンルの撮影をこなせる高い汎用性も魅力です。一台で様々な撮影に対応したいプロフェッショナルやハイアマチュアにとって、非常に信頼できる相棒となるでしょう。高性能ゆえに機能が豊富ですが、慣れてしまえば直感的に操作でき、そのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

こんな人に向く/向かない

  • 向く人:
    • 最高の高感度性能と広いダイナミックレンジを求める人
    • 星景撮影だけでなく、様々なジャンルの撮影もこなしたい人
    • 将来的なステップアップを見据え、長く使える高性能機が欲しい人
  • 向かない人:
    • 初期投資をできるだけ抑えたい人
    • 軽量コンパクトさを最優先する人
    • シンプルで最低限の機能だけあれば良いと考える人
Sony α7 IV
PR
Sony α7 IV
4.7(10件)
楽天 ¥307,984〜
高い汎用性と最新性能を求めるプロ志向

まとめ

星空撮影に最適なカメラ選びは、あなたの予算と撮影スタイルによって大きく変わります。今回ご紹介した4つのモデルは、いずれもフルサイズセンサーを搭載し、高感度性能に優れているため、星景撮影の入門機として自信を持っておすすめできるものばかりです。

もしあなたが「最高の携帯性と最新の高性能を両立したい」と考えるなら、コンパクトながらも妥協のない画質を提供するSony α7C IIが最適でしょう。実売28万円前後で、どこへでも連れて行ける高性能機として活躍します。

「コストを抑えつつも、堅実なフルサイズ機で星景撮影を始めたい」という方には、実売18万円前後でバランスの取れた性能を持つNikon Z 5がおすすめです。浮いた予算で良いレンズや三脚を購入すれば、より撮影の幅が広がるはずです。

「とにかく安く、気軽にフルサイズの世界に足を踏み入れたい」のであれば、実売11万円前後という破格のCanon EOS RPが最良の選択肢です。軽量コンパクトなボディは、星空撮影のハードルを大きく下げてくれるでしょう。

そして「星景撮影だけでなく、全ての撮影ジャンルをカバーできる汎用性と最高の性能を追求したい」というハイアマチュアやプロ志向の方には、実売33万円前後のSony α7 IVが期待に応えてくれるはずです。高い初期投資に見合うだけの満足感と信頼性を提供してくれます。

中古・型落ちという選択肢

新品のカメラは高価ですが、中古品や型落ちモデルという選択肢も賢い方法です。例えば、今回のランキングには含まれていませんが、一つ前の世代のフルサイズ機や、中古市場に出回っているモデルを探せば、予算を大幅に抑えることができます。浮いた予算は、明るい広角レンズの購入資金に充てたり、高性能な三脚や赤道儀といったアクセサリーに回したり、あるいは撮影地への遠征費用に使うことも可能です。カメラの技術革新は日進月歩ですが、数年前のモデルでも星空撮影に十分な性能を持っているものも少なくありません。中古品を購入する際は、信頼できる店舗を選び、状態をよく確認するようにしましょう。

星空撮影の具体的なコツ

カメラが決まったら、あとは実際に撮影に出かけるだけです。最後に、星空撮影の基本的なコツを少しご紹介します。

  • F値(絞り):レンズのF値はできるだけ開放(F値を最小にする)に設定しましょう。F2.8以下が理想的です。より多くの光を取り込み、明るい星空を写し出せます。
  • シャッタースピード:星が点像として写るように、広角レンズで15〜30秒程度を目安に設定します。焦点距離とセンサーサイズによって目安が変わる「500ルール」や「NPSルール」を参考にすると良いでしょう。三脚は必須です。
  • ISO感度:高感度性能を活かし、ISO1600〜6400程度を目安に設定します。カメラの液晶で確認しながら、ノイズが目立たない範囲で調整しましょう。多くのカメラには長秒時ノイズリダクション機能がありますが、これをオンにすると撮影時間が倍になるため、RAWで撮り、後処理でノイズリダクションを行うのが一般的です。
  • ピント:マニュアルフォーカスで無限遠に合わせます。レンズによって無限遠マークが正確でない場合もあるので、ライブビューで一番明るい星を拡大表示し、MFでピントを合わせるのが確実です。
  • 撮影地選び:最も重要なのは、光害の少ない場所を選ぶことです。都市の明かりが届かない山奥や離島が理想的です。また、月明かりがない新月期を狙うと、より多くの星を写すことができます。天気予報で晴天が続く日を選び、空の透明度が高い日を狙いましょう。

これらの基本を押さえれば、あなたもきっと素晴らしい星空写真を撮ることができるはずです。満天の星空の下、感動的な一枚を求めて、ぜひ撮影にチャレンジしてみてください。応援しています!

流星群
ペルセウス座流星群
終了
このイベントは終了しました
年間で最も多くの流星が見られる、夏を代表する流星群です。

カメラが決まったら、星空撮影の基本手順をまとめた完全ガイドへ進みましょう。

📱 Starscape Guide で撮れる夜を見つける

機材が決まったら、次は撮影日選び。星空指数で当日の撮影条件を0〜100の数字で確認し、光害マップで近くの暗い撮影スポットを探せます。

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムおよび楽天アフィリエイトの参加者です。上記リンクから商品を購入されると、当サイトに収益が発生する場合があります。価格・在庫・仕様は変動するため、最新情報は各販売ページでご確認ください。

この機材の価格・在庫をチェック

※ 当サイトはAmazonアソシエイト・プログラムおよび楽天アフィリエイトの参加者です。Amazonのアソシエイトとして、Starscape Guideは適格販売により収入を得ています。リンクから購入されると当サイトに収益が発生する場合があります。

「Sony α7C II」で星景・天の川を撮る

関岡 大晃

この記事を書いた人

関岡 大晃 星景写真家

全国の海・山・離島で夜を明かし、天の川と星空を撮り続ける星景写真家。現場で培った構図と機材の知見をもとに、Starscape Guide で撮影ガイド・機材レビューを執筆。

この記事が参考になったら「いいね」をお願いします!

この記事が役に立ったら

よろしければ、Starscape Guideの運営を支えていただけると嬉しいです。

ホーム 新月期 マップ ギャラリー 構図
App Icon
Starscape Guide を追加

ホーム画面からすぐ予報をチェック

1
下の「共有」ボタンをタップ
Safari 画面の下(中央あたり)にあります
2
「ホーム画面に追加」を選ぶ
ホーム画面に追加